OWNERS STYLE
オーナー様紹介
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オーナー様紹介
「庭が良い感じなので、見に来ませんか?」
奥様に声をかけて頂きました。
住宅街の一角、BESSの家は目立ちます。
近隣の方や配送の方に「あの黒い家」と言われてる建物は、ジャパネスクハウス程々の家「北斗」。
時は新緑。
門の外から、鮮やかな緑とシーズンを待っていた花々が見えます。
軒の深い程々の家は、中まで分らず、緑の奥に佇むような存在感。
奥様が笑顔で出迎えてくださいました。
行き届いた庭の手入れ。一目で、お好きなのだと分ります。
木々の芽吹いた緑と、季節の花が綺麗。地面を這う地被植物も元気です。
ヘビイチゴの実が旬のようで、緑の中の赤いポイントになっています。中には食用のイチゴも。
家の中へと招いていただく間も、アプローチの鉢物やデッキの小物に目は釘付け。
「素敵ですねぇ!」
玄関前に麻の暖簾がかけてあり、お店ですか?とよく聞かれるとか。
家の中は、ジャパネスクハウス程々の家の落ち着いた色調。
ダイニングテーブルの、この席へとご案内いただいたところ・・・
その席は、デッキから庭園、その先の池、目の前の山までが一望出来る特等席。
「わぁ・・・!」
しばし、黙ったままその景色を観賞させていただきました。
山口県下関市、O様。
お子様方は独立され、お仕事も真っ当され、余暇の時間も沢山とれる。これからをどう楽しむか。
子供さんが立ち寄られるスペースとして、趣味のスペースとして。
好きな雰囲気の広さも程々な「北斗」をお選びになりました。
ロフトには、壁傾斜に合わせてオーダーされた、書棚と書斎。
ロフト手すりには、お孫さんの為の鯉幟。
お気に入りの家具の配置を決めて設計されたスペース。
その家具には、今、外国へ行かれているお孫さんのポートレート。
お気に入りの作家さんの絵や陶器。骨董屋で見つけた雑貨。
腰掛けてもちょうど良い、玄関から続くたたきの上がり口。
そして、とても可愛がっていらっしゃる庭の植物。
何種あるのでしょう?ご近所の方と植物の交換もされていらっしゃるし、自生したものも。
大人の時間と空間。
大人の遊びと喜び。
美は物体にあるのではなく、物体と物体の作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える———–谷崎潤一郎
物静かで知的なご主人様と、とても可愛らしい朗らかな奥様。
お二人の時間を想像するに人生の充実の時を感じます。
好きなものに囲まれた、趣のある暮らし。
「この建物、北斗って言うんですか。」
そう言って笑われる奥様、最高です。
建物の名前なんて、暮らしには必要ないですものね。
「持って帰りませんか?」
と薦めていただいた地被植物。
展示場で育てることにしました。
豊かな人生のお裾分けをいただいたようで、嬉しく思います。ちゃんと育てますね!有難うございました。
(撮影 2012/05)
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